JR東海では,2023(令和5)年10月1日(日)から,神領車両区所属の211系5000番代(4両編成)が関西本線(名古屋~亀山間)で運用に復帰しています.地元新聞などの報道によりますと,関西本線沿線宅地開発の進展や,競合他社鉄道路線の運賃値上げなどによる利用客増加にともない,輸送力確保のため,早朝(上り・名古屋行き),夕刻(下り・亀山行き)の通勤通学時間帯列車を,各1本ずつ転換クロスシート車の313系4両編成から,乗降利便性の高いロングシート車の211系5000番代4両編成に変更しているとのことです.
なお,この運用車両変更措置は,現在,製造,増備が進む315系3000番代の投入状況に合わせて,今年2023年冬ごろまで実施される予定となっています.
写真:春田—八田間にて 2023-10-28
投稿:志摩 敬