京浜急行電鉄・東京都交通局・京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道は,2023(令和5)年11月25日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
京浜急行電鉄では,土休日のウィング・シートの運行開始時刻を上り・下りともに繰上げるほか,下りの58号以降および上りの55号以降の運行間隔を等間隔とする.
平日の“イブニング・ウィング”14号・16号については,現行の8両編成での運行から,「快特」の後ろにトイレ付きの「Le Ciel」4両を連結して運行する形態に変更し,金沢文庫行きとして運転する(14号 品川20:58発/16号 21:19発).また,“イブニング・ウィング”14号・16号は,品川駅では1番線からの発車に変更し,JR線や都営線から接続しやすくする.
特急停車駅の利便性向上のため,平日朝の上り「快特」1本を「特急」に変更するほか,同時間帯に下り「特急」と「急行」を各1本増発(区間延長)する.土休日には利用の多い夜間時間帯(23時台)に品川方面・横浜方面への直通列車を各1本増発する.
このほか,現行の列車種別「エアポート急行」の名称を「急行」に変更する.
京成電鉄では,成田空港発22時台の“スカイライナー”を1本増発し,22時から23時までの間,新鎌ヶ谷・青砥に停車する“スカイライナー”を20分間隔で運行することで,LCCなどの夜間到着便利用者の利便性向上を図る.
一般列車では,成田空港発最終列車のうち,平日の西馬込行き,土曜・休日の京成上野行きを「通勤特急」から,平日,土曜・休日ダイヤともに「快速」京成上野行きに変更する.このほか,利用状況にあわせて列車本数を見直すほか,一部の列車の発着時刻や運転区間,種別などを変更する.
北総鉄道では,2022(令和4)年のダイヤ改正で増発した新鎌ヶ谷—印西牧の原間(一部,新鎌ヶ谷—印旛日本医大間)で運転する普通列車のうち,平日の上下4本,土曜・休日の上下12本について,運転区間を矢切まで延長する.
都営浅草線,芝山鉄道でも京成電鉄・京浜急行電鉄・北総鉄道のダイヤ改正にあわせて,一部列車の種別・行き先と時刻を変更する.
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