JR東日本東北本部は,左沢線 羽前山辺駅の駅舎建替えを実施すると発表した.
同駅は,1940(昭和15)年に建設されて以来,83年が経過しており,今回の建替えとなった.
新しい駅舎は木造平屋建てで,駅舎がある山形県山辺町は繊維産業が盛んな町として知られていることから,「ニット」の網目をイメージした格子状のデザインを新駅舎に取り入れる.
待合室は木造となる計画で,木材ならではの温かみのある空間とする.待合室と通路部分は可動壁で仕切るため,開放的でフレキシブルな使い方が可能となる.
既存駅舎の解体工事が2023(令和5)年9月下旬から実施される予定で,新駅舎の工事を同11月上旬から着手し,新駅舎の供用開始については2024(令和6)年春ごろの予定.
画像:JR東日本東北本部のニュースリリースから