JR東日本は,中野区と東京メトロと協力して進めている「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」について,開発計画の概要を発表した.
駅西側線路上空に南北自由通路(幅員19m)を整備するとともに,新たな橋上駅舎を建設することで,現在の北口改札やコンコースの混雑緩和,バリアフリー設備の拡充を図る.新駅舎には駅ビルを併設し,地域住民が利用できる施設として,まちのにぎわいを創出する.
駅ビルは,敷地面積約7700㎡で,地上5階,塔屋1階,高さ約28mとなる.2階を駅舎・店舗,3階から4階を店舗,5階を後方施設とする.南北自由通路については駅と一体構造で整備される.
開業時期は駅舎・南北自由通路とも,2026(令和8)年の予定で,商業施設の開業時期については,別途発表される.
駅設備については,南北自由通路に繋がる改札口を新たに設置する.また,15人乗りエレベータ4基とバリアフリートイレを含む旅客トイレを新設する.各ホームにはホームドアの設置も予定されており,設置時期などについては決まり次第,発表される.
画像はいずれもJR東日本提供