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京急,平和島駅周辺の開発計画が始動
〜2026年に商業住宅一体の複合施設を開業・新改札口も設置へ〜

京急,平和島駅周辺の開発計画が始動

▲商業住宅一体の複合施設イメージ

京浜急行電鉄は,本線 平和島駅高架下と隣接する社有地を活用して,商業住宅一体の複合施設を開発建設すると発表した.

京急,平和島駅周辺の開発計画が始動

▲商業住宅一体の複合施設イメージ

 平和島駅は,品川・横浜方面に至近であるほか羽田空港にも近く,平和の森公園や大森ふるさとの浜辺公園など魅力あるスポットが点在していることや,2022(令和4)年11月のダイヤ改正で乗車機会が増え利便性が向上したことで,今後さらなる居住者・来街者の増加が期待できるエリアとなっている.
 京急では,2022(令和4)年12月に大田区と「公民連携によるまちづくり推進に関する基本協定」を締結し,魅力ある拠点とコミュニティづくりを進めてきた.今後も沿線活性化と不動産事業のさらなる推進に向け,エリアマネジメント活動「おおた COCOON」や本計画を通じて,地域と連携して大田区エリアの価値を高めていくとともに,変化の大きい時代における「新しいまちづくり」に取り組む.

京急,平和島駅周辺の開発計画が始動

▲計画地

 本計画では,「駅から変わる,もっと便利で住みたいまちへ」をコンセプトに,まちの中心としてのシンボル性を意識した,駅前中心拠点にふさわしい複合施設を建設する.複合施設は,敷地面積約6150平方メートル(約1860坪),鉄筋コンクリート造5階建(一部鉄骨造平屋建)1棟と鉄骨造平屋建1棟で構成される.
 施設内には,店舗「ウイングキッチン平和島(仮称)」(1〜2階・約15区画)と賃貸住宅(3〜5階・約30戸)が入る.工事の着工は2024年(令和6)年5月で,開業は2026(令和8)年上期を予定している.

京急,平和島駅周辺の開発計画が始動

▲建物概念図

 また,駅施設北側に改札口を新設し,新しい歩行者動線を整備することで,駅周辺の利便性と回遊性を向上させ,品川方ににぎわいを創出する.
 なお,本計画敷地の一部を暫定利用して開設している地域交流拠点「COCOON ひろば平和島」については,「まちづくりに対する効果」が確認できたことから,開発スケジュールに合わせて設置期間が2024(令和6)年4月末まで延長される予定.

画像はすべて京浜急行電鉄ニュースリリースから

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