今回の改正では7号線の運転区間を，現行の横川駅—広電本社前間から横川駅—広島港間に延伸する．あわせて3号線の運転区間を，現行の広電西広島—広島港間から広電西広島—日赤病院前・広電本社前間に変更し，朝夕ラッシュ時間帯のみの運転とする．

▲7号線・3号線の運転区間変更のイメージ

　1号線（広島駅—紙屋町東—広島港）では，連接車両の運転本数を，朝・夕ラッシュ時間帯に2編成，日中時間帯に1編成それぞれ増強する．これにより，宇品地区—横川地区間のアクセスが向上し，JRとの接続の利便性が向上する．また，宇品線（広島港—紙屋町間）は，日中おおむね6分の等間隔運転となり，待ち時間や車内の混雑を平準化する．

写真：広島電鉄5100形　　松本洋一撮影　　千田車庫にて　　2005-2-2（取材協力：広島電鉄）

　宮島線では利用状況に応じて，広電宮島口発上り最終便を23：30発に繰り下げるほか，広電西広島24：17発商工センター入口行きを新設し，広電西広島でJR山陽本線下り最終便と接続する．深夜時間帯では，広電宮島口行2本のうち1本をJA広島病院前行きに，もう1本を広電廿日市行きに変更する．あわせて行先や本数の見直しを行なう．
　このほか，白島線を除く市内線の各号線と宮島線で，上り・下りそれぞれ1分～数分ずつ所要時分を増やす． これにより，始発・終発の時刻が変更となる．
　詳しくは，広島電鉄のページに掲載されている．

一部画像は広島電鉄WEBサイトから