JR九州では,2023(令和5)年7月1日(土)から,日豊本線の高城,鶴崎,大在,坂ノ市と,豊肥本線の中判田の5駅がスマートサポートステーションとなりました.
スマートサポートステーションは,JR九州の在来線で導入されている遠隔式の無人駅の名称で,駅構内に設置された監視カメラで列車の乗降や混雑状況などを確認するほか,小形カメラを設置した係員対応精算機で運賃の精算や交通系ICカードの処理などを行なう点が特徴です.
大分県内では,日豊本線の牧と幸崎,豊肥本線の滝尾,敷戸,大分大学前の5駅で2018(平成30)年に導入されています.なお,大分県内以外では香椎線の全線と,筑豊本線と指宿枕崎線の一部区間でスマートサポートステーションが採用されています.
今回の導入により,日豊本線は牧から幸崎まで,豊肥本線は滝尾から中判田までのそれぞれ各駅でスマートサポートステーションが導入されたことになります.
なお,今回導入の各駅では,2022(令和4)年までにバリアフリー設備の運用がすでに開始されており,高城駅でもホーム上の駅舎への入口が広く確保されています.
写真:高城にて 2023-7-1
投稿:麻生 航太郎