JR東日本では,2023(令和5)年6月10日(土)・11日(日),「SL銀河」の最終運転が行なわれました.
指定席が一般向けに発売される列車としての運転は6月4日(日)をもって終了しましたが,今回は団体臨時列車として運転されました.
花巻から釜石への往路となった10日は,花巻・宮守・遠野・上有住・釜石の各駅でご当地キャラクターによる出迎えや伝統芸能の披露があったほか,荒谷前—岩手二日町間では地元の馬事関係者による同列車と流鏑馬(やぶさめ)の衣装を身にまとった騎手を乗せた馬との1kmに渡る並走が繰り広げられました.
釜石から花巻への復路となる11日は2014(平成26)年以来,2回目となるナイトクルーズとしての運転で,柏木平—宮守間にある「めがね橋」ではケミカルライトなどで「SL銀河」へ手を振るイベントが開催されました.
写真:荒谷前—岩手二日町間にて 2023-6-10
投稿:葛西 翔大朗