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東武,“SL大樹”用新色ヘッドマーク5種類を順次掲出

東武鉄道 C11 123号機

写真:東武鉄道 C11 123号機  編集部撮影  東武鉄道南栗橋車両管区にて(取材協力:東武鉄道)

東武鉄道では,日光・鬼怒川エリアで運行している“SL大樹”について,日光市の花に制定されている「ニッコウキスゲ」をイメージしたオリジナルカラー「ニッコウキスゲカラー」のヘッドマークを導入すると発表した.

東武,“SL大樹”用新色ヘッドマーク5種類を順次掲出

▲導入される新色ヘッドマーク5種類
※左からニッコウキスゲカラー・シラカバカラー・カワセミカラー・モミジカラー・ヒメマスカラー

 これは,“SL大樹”の乗客や日光・鬼怒川エリアを訪れる観光客,“SL大樹”ファンにさまざまな“SL大樹”を楽しんでもらいたいという想いから,ヘッドマークのカラーバリエーションを増やすもの.通常運行用のヘッドマークを新たに導入し,車両に捉われず掲出して定期運行を行なうのは,“SL大樹”の運転開始から初めてとなる.
 新色のヘッドマーク導入にあたっては,日光市で活躍中のデザイナー・星将夫氏協力のもと,日光市のシンボルを活用したオリジナルカラーを制作した.地域と手を取り合った鉄道会社ならではの施策として,日光市のシンボルを活用することで,“SL大樹”を通して日光市の魅力を広く周知し,「日光・鬼怒川エリアの活性化」という目的を果たすとしている.
 なお,日光市が旧今市市,日光市,藤原町,足尾町,栗山村の2市2町1村が合併してできたことにちなみ,ヘッドマークは,全5種類を導入する.第1弾の「ニッコウキスゲカラー」に続き,6月1日(木)からは,日光の豊かな新緑の象徴である「白樺」をイメージした「シラカバカラー」,7月1日(土)からは,清流の多い日光市内に生息するカワセミをイメージした「カワセミカラー」,9月1日(金)からは,日光市内に多く自生する紅葉をイメージした「モミジカラー」,2024(令和6)年3月1日(金)からは,中禅寺湖のほか川俣湖に生息するヒメマスをイメージした「ヒメマスカラー」を導入する.掲出の対象は,“SL大樹”と“DL大樹”で,導入後は1ヵ月程度掲出する.なお,“SL大樹「ふたら」”には掲出しない.

一部画像は東武鉄道ニュースリリースから

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