南阿蘇鉄道では,2023(令和5)年4月14日(金),新形車両MT-4000形が営業運転を開始しました.
MT-4000形は,2016(平成26)年4月の熊本地震により不通が続いている立野—中松間の運転再開に向けて導入された車両で,豊肥本線肥後大津までの乗入れに備え,JR九州で使用されている自動列車停止装置を搭載した車両となっています.また,前面は貫通式となっており,4月15日(土)には2両編成での運転も行なわれました.
なお,南阿蘇鉄道では線路関係の復旧工事がすでに完了しており,7月15日(土)に予定されている立野—中松間の運転再開に向けた試運転も行なわれています.
写真:見晴台—高森間にて 2023-4-15
投稿:麻生 航太郎