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東急,「SDGsトレイン」をリニューアル
〜運行路線を拡大し,2026年3月まで運行を継続〜

東急,「SDGsトレイン」をリニューアル

東急グループは,阪急阪神ホールディングスと協働し,「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた多様なメッセージを発信する特別企画列車「SDGsトレイン」について,リニューアルを実施すると発表した.

 特別企画列車「SDGsトレイン」は,国や自治体・企業・市民団体などと連携し,2020(令和2)年9月から運行してきた.リニューアルに際し,「アクション」と「共創」をテーマに車体ラッピングデザインや車内掲出物を一新する.あわせて,これまで運行してきた東横線・田園都市線・世田谷線に加え,目黒線・東急新横浜線を追加した5路線に拡大し,目黒線を皮切りに2023(令和5)年4月中に各路線や相互直通区間で順次運行を開始する.なお運行期間についても,2026(令和8)年3月末まで継続する.

東急,「SDGsトレイン」をリニューアル

 車両を包むラッピングデザインは,「SDGs」を象徴する17のゴールカラーを混じり合わせた色のグラデーションにすることで,今回のテーマである「共創」を表現している.一私企業としてのアクションだけではなく,さまざまなプレイヤーと手を取り合うことで,困難な社会課題の解決に共に立ち向う共創に繋がっていくような想いが込められている.
 「SDGs」が加速度的に広く知られるようになった昨今,「SDGs」の認知度向上を図るだけではなく,東急グループや参画している企業・自治体・団体の「SDGs」の達成に向けた具体的な取組(アクション)を広く社会に知ってもらうことで,そのアクション自体の持続性が高まり,困難な課題にともに立ち向かう共創に繋がることを目指す.
 東急線全線では日本初の取組として,2022(令和4)年4月から全路線での運行にかかる電力を再生可能エネルギー由来の実質CO2排出ゼロの電力に置き換えて運行している.東急グループでは今後も,本列車の東西での協働運行をはじめ,さまざまな取組を推し進めることで,持続可能な未来の創造に貢献していくとしている.
 詳しくは,東急グループの特設WEBサイトにも掲載される.

画像:東急(株)提供

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