東京地下鉄(東京メトロ)と東急電鉄は,2023(令和5)年3月27日(月)から,車いす利用者をはじめ,列車の乗降に介助を必要な乗客を案内する際に使用している両社の社員用アプリケーションを連携すると発表した.
東京メトロは2021(令和3)年,東急電鉄は2017(平成29)年から乗客の案内用にアプリを導入しており,自社路線内においてはアプリを通じて案内していたが,東京メトロ線と東急線間を案内する場合は,両駅間で電話による情報共有を実施していた.
対象路線は,他社の管理委託駅を除く東京メトロ全線と,東急東横線・目黒線・田園都市線で,アプリの連携により,乗車する列車やQRコードを使用した乗車位置などの案内情報を,両社でリアルタイムに共有・連携することができる.また,両社間の利用者をよりスムーズに案内できるようになり,さらなるサービスの向上を実現するとしている.
画像はいずれも東京メトロ提供