2023（令和5）年3月18日（土），JRグループでダイヤ改正が実施されました．九州地区では，九州新幹線や福岡地区の在来線のダイヤ変更が中心に行なわれましたが，日豊本線のコンテナ貨物列車である4075・4074列車のけん引機がEF81形からEF510形300番台に変更されました．
　日豊本線の貨物列車は，ダイヤ改正前までは，JR貨物門司機関区所属のED76形とEF81形の2機が，月・水・金曜日に設定される臨時貨物列車の8071・8075・8076列車の運転に合わせて，けん引機の差し替えを行ないながら運用されてきました．ダイヤ改正以降は，臨時貨物列車の運転がない日に限り，門司機関区所属のEF510形がEF81形に代わり4075・4074列車をけん引する運用となりました．そのほかの運用については従来どおりで，ED76形も，北九州貨物ターミナルと西大分の間を中心に毎日1往復運用されます．
　なお，門司機関区所属のEF510形は，現在は301号機のみとなっており，検査などの都合により，ED76形やEF81形が代走するものと思われます．