JR東海では,2023(令和5)年3月18日(土),東海道新幹線のダイヤ改正にともない,史上初となる新横浜駅始発の“のぞみ”491号新大阪行きの運転が開始されました.
これは,同日開業した東急・相鉄新横浜線にあわせて誕生したもので,新横浜6:03発と,目黒・海老名からの新横浜線の始発列車に乗れば間に合う時間に設定されました.また,新大阪駅には8:06着と,従来から設定されている新横浜始発で新横浜6:00発新大阪8:12着の“ひかり”493号広島行きよりも,6分早く着くことができます.
1992(平成4)年に運転開始した“のぞみ”ですが,これまで,下り列車は,2007(平成19)年7月のN700系運転開始時に設定された品川始発の“のぞみ”99号博多行き以外,すべて東京駅始発となっていました.
当日はあいにくの雨模様でしたが,新横浜駅にはたくさんのファンや報道関係者が詰めかけたほか,ホーム上では,新横浜駅係員が記念の横断幕を掲げるようすも見られました.
なお,“のぞみ”491号ですが,当面は臨時列車としての設定で,土曜日と月曜日を中心に運転されます.
写真:新横浜にて 2023-3-18
投稿:秋田 拓海