三重県いなべ市にある貨物鉄道博物館では,2023(令和5)年が国内で鉄道による貨物輸送開始150周年と同館の開館20周年の節目の年であることから,地元の四日市で123年前に製造された旧関西鉄道鉄製有蓋貨車を復元するプロジェクトを,クラウドファンディング(購入形資金調達)で実施しています.
この貨車は,1900(明治33)年に製造されたもので.1950年ごろに廃車となりましたが,製造から120年近く形を変えながらも倉庫として使用されてきました.その後,貨車が解体予定であったことから,貨物鉄道博物館が当時の所有者であった関東鉄道に保存展示のための譲渡を打診し,2017(平成29)年に貨車が貨物鉄道博物館へ到着しました.
すでに車体の修復作業は完了していますが,当時の図面を参考にして,さらに床下の復元を検討しています.床下を復元することで、現在不可能な台枠の補修・塗装が可能となるほか,123年前に製造された珍しい台枠構造の見学が可能となります.
※画像:READYFORのページから
募集先 | READYFORのページ |
目標金額 | 300万円(第一目標金額) |
資金の使用用途 | 旧関西鉄道鉄製有蓋貨車の足回りの修繕費にあてられます. ※今回のクラウドファンディングは「All-or-Nothing形式」です.目標金額を達成した場合のみ,支援金がプロジェクト実行者に支払われます. |
募集締切 | 2023(令和5)年3月31日(金)23時まで |
そのほか | リターン内容については,下記のREADYFORのページをご覧ください. |
ご案内 | READYFORのページ |