JR東日本八王子支社は,八高線・川越線 高麗川駅自由通路整備・駅舎整備工事に着手すると発表した.
高麗川駅については,埼玉県日高市と2022(令和4)年11月に自由通路整備と駅舎整備に関する施行協定を締結しており,新駅舎の完成と自由通路の整備により,東西往来の利便性や駅アクセスが向上する.
新駅舎・自由通路の設計コンセプトは「〜こまがわ交流さんぽ〜」で,市の花のひとつである「曼珠沙華」をはじめとした高麗川流域の豊かな自然を建物に取り入れる.また,高麗川駅を中心としたにぎわいを生み出す交流の場や,高麗川地区のだれもが安心して利用できる,さんぽ道のような歩行空間をつくる.
新駅舎は,鉄骨造・地上2階建てで,エレベータを既存のこ線橋に2基設置するほか,男性トイレ,女性トイレ,バリアフリートイレ(改札内)を設置する.自由通路は,幅員4m,延長87.9m(東西方向の構造物延長:55.5m)で,エレベータを東口・西口に各1基,男性トイレ,女性トイレ,バリアフリートイレ(西口)をそれぞれ設置する.
工期は,2023(令和5)年2月から2026(令和8)年3月の予定で,2023(令和5)年3月からは,仮駅舎設置にともない,送迎用駐車場が使用できなくなる.
なお,高麗川駅では,開業90周年を記念したイベントを企画しており,詳細は後日発表される.
画像はいずれもJR東日本八王子支社ニュースリリースから