JR西日本では,2023(令和5)年2月20日(月),網干総合車両所本所所属の225系K1編成(4両)が,日中から夕刻にかけて網干—東加古川・大久保間を繰り返し往復走行する姿が見られました.
車両前面種別表示器および,側面種別・行先表示器には「試運転」が表示され,床下から車内にかけて配線類が接続,固定されていたことから,営業運転開始に向けて車両装備品や各種機器類の確認,調整などを実施していたものと思われます.写真は,クモハ224-701(Aシート車)を先頭に,途中停車駅の御着を発車するシーンです.
225系K編成は,営業運転開始後は新快速列車編成の上り方に9号車~12号車として連結され,単独での運用は現時点では予定されていないため,所定運用では9号車として,編成中間に連結されるクモハ224-701(Aシート車)が前部標識灯を点灯し,先頭に立つ姿は試運転ならではの珍しい姿となりました.
写真:御着にて 2023-2-20
投稿:志摩 敬