近畿日本鉄道では,鳥羽・志摩の魅力を発信する新たなラッピング列車「とばしまメモリー」2編成(1編成2両)の運転を開始すると発表した.
「とばしまメモリー」は,鳥羽市,志摩市と協働でデザインや名称を考案し,鳥羽・志摩エリアの魅力を詰め込んだ「乗って楽しい、見て楽しい」観光ラッピング列車となっている.1編成目は,「とばしまメモリー なみの章」として2023(令和5)年2月6日(月)から,2編成目は,「とばしまメモリー うみの章」として2月下旬から,それぞれ運転を開始する予定.
「とばしまメモリー なみの章」は,鳥羽の青々としたアクティブな海と波をイメージしたラッピングを施し,車内のつり革には,鳥羽・志摩のクリアで美しい海をイメージしたアクセサリーを散りばめる.車内扉横の広告枠を利用した観光案内には,1枚ずつ異なる模様の陶器タイルが飾られる.
「とばしまメモリー うみの章」は,志摩のおだやかな里海をイメージしたラッピングを施し,車内のつり革には,鳥羽・志摩のクリアで美しい海をイメージしたアクセサリーを散りばめる.座席シートには,気持ちよく泳ぐ小さな魚の群れが描かれている.
おもな運転区間は,2編成とも伊勢中川—賢島間で,運賃のみで乗車できる.なお運用によっては近鉄名古屋—伊勢中川間でも運転される.
2月3日(金)には,「とばしまメモリー なみの章」の運行開始を記念して,鳥羽駅で出発セレモニーが実施される.また翌4日(土)には,賢島駅で「とばしまメモリー なみの章」を留置展示するお披露目イベントが行なわれる予定.
画像はいずれも近畿日本鉄道ニュースリリースから