水島臨海鉄道では,2021(令和3)年6月末に運用から離脱したDE701が解体されることになり,長年の活躍に感謝の意を込めた撮影会が,2023(令和5)年1月15日(日),午前の部,午後の部に分かれ開催されました.
DE701は国鉄DE11形ディーゼル機関車と同形で,川崎重工で1971(昭和46)年4月13日に竣工し,以来,水島臨海鉄道で50年にわたり使用され,岡山貨物ターミナルから山陽本線を経由しての貨物輸送や入換など,同社の主力として活躍した機関車です.
撮影会では,後継機として現在活躍するDD200-601や,入換用のDD50形との並びが披露され,特製のヘッドマークが取り付けられました.その後,入換により4両の機関車を連結,運転席への立入りも行なわれて,長年親しまれた機関車との最後の別れを惜しみました.
写真:倉敷貨物ターミナルにて 2023-1-15
投稿:大賀 宗一郎