南海電気鉄道では,2023(令和5)年1月10日(火)から2月15日(水)までの期間のうち,平日ダイヤで運行する日に,高野線の特急 “りんかん”1号・2号が,11000系のみの4両編成で運転されています.
高野線の特急“こうや”・“りんかん”に使用される30000系と31000系は,冬季に1編成が検査を行ない,その期間は11000系が“泉北ライナー”の運用を外れ,“りんかん”の運用に入り,平日朝に運転される“りんかん”1号・2号では,11000系と30000系または31000系を連結した8両編成で運転されるのが,ここ数年の車両運用となっていました.2022(令和4)年5月に発生した脱線事故の影響で,30001編成は営業運転から外れており,31000系が冬季の検査入場に入ったことから,“こうや”に使用できるのは,30003編成のみとなり,“こうや”1号・2号・5号・8号と使用するため(3号・4号・7号・6号は2022年11月24日(木)から2023年3月20日(月)まで運休),“りんかん”1号・2号は11000系単独での運転となりました.
なお,夜間に運転される“りんかん”の一部については.12000系「サザンプレミアム」による代走が,1月9日(月祝)から行なわれています.
投稿:松岡 諒