JR東海は,中央本線が発着する名古屋駅7・8番線ホームに,可動柵を設置すると発表した.
ホーム可動柵は,7・8番線に発着する列車を315系8両編成に統一することに加え,定位置停止装置を導入することにより,2300mmのものを採用する.安全機能として,戸挟み検知,支障物検知,居残り検知,こじ開け検知,巻き込み検知,非常停止ボタンの各機能を備える.
また,開閉システムにQRコード方式を採用することで,車掌によるホーム可動柵を閉じる作業をなくすことができ,車掌が利用客の乗降などのホーム監視業務に注力できるなど,安全性の向上を図る.
使用開始時期は,7番線ホームが2025(令和7)年4月,8番線ホームが同12月の予定で,設備投資額は約14億円としている.
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です.
画像:JR東海のニュースリリースから