近畿車輛で製造された泉北高速鉄道9300系8両が,2022(令和4)年12月20日(火)から翌21日(水)にかけて,徳庵から和歌山市まで甲種輸送されています.
今回輸送されたのは,9301編成+9302編成の4連2本で,徳庵から吹田貨物ターミナルまでは岡山機関区所属のDE10 1743がけん引しました.
9300系は南海電鉄の8300系電車がベースとなっており,2023(令和5)年夏ごろから運用開始予定となっています.泉北高速鉄道の車両が近畿車輛で製造されるのは今回が初めてとなります.
なお,9300系の導入にあわせ,既存の通勤車両(5000系,7000系,7020系)のラインカラーの「ライトブルー」を廃止,「ブルー」のみに順次変更することで,通勤車両のラインカラー統一が図られます.
写真:神崎川信号場—吹田貨物ターミナル間にて 2022-12-20
投稿:永井 義人