阪急電鉄では,2022(令和4)年12月17日(土)の全線ダイヤ改正にともない,京都線で「準特急」の運転が開始されました.
この種別は,京都線で朝・夜間に運転されていた「快速急行」を,2024(令和6)年に予定されている京都線の座席指定サービス導入にむけて特急系統に編入したものです.停車駅は「快速急行」から変更はなく,神戸線の列車についても「準特急」に変更されました.また,京都線の「快速」については西京極を停車駅に追加して,「急行」に種別が変更されています.
「準特急」の列車種別は,かつて小田急電鉄および近畿日本鉄道で採用され,近年では京王電鉄が唯一使用していました(2001年~2022年)が,3月の京王ダイヤ改正で廃止されてから9ヵ月ぶりに,関西で復活となりました.
写真:桂—西京極間にて 2022-12-17
投稿:宮本 康宏