写真：しなの鉄道SR1系　　豊野—牟礼間にて　　2020-7-4　　徳永 靖撮影

しなの鉄道では，2023（令和5）年3月18日（土）にダイヤ改正を実施すると発表した．
　今回の改正では，日中と夜間の時間帯を中心に列車本数の見直しや最終列車の時刻を繰上げを行なう．これにより，軽井沢・上田・篠ノ井の各駅では，22時・23時台の新幹線・篠ノ井線との接続がそれぞれ変更となる．
　9時台から15時台までの上田—長野間の運転間隔は，運転本数の見直しにともない，これまで15～50分となっていたものが，おおむね40分となる．
　特別快速“しなのサンライズ”（長野行き）は，滋野—信濃国分寺間の各駅に停車する．これにより，上田での普通列車から“しなのサンライズ”への乗換が解消される．特別快速“しなのサンセット”4号（長野20：04発上田行き）は，長野19：48発に変更する．
　土休日運転の特別快速“軽井沢リゾート”4号（妙高高原16：46発軽井沢行き）は，広域観光を楽しめるように，妙高高原12：00発に変更する．また，“軽井沢リゾート”2号（長野9：11発軽井沢行き）と，“軽井沢リゾート”3号（軽井沢16：08発長野行き）の運転を取りやめる．
　しなの鉄道線 軽井沢—小諸間の増便運行を見直し，上下8本とする．北しなの線では，豊野5：28発妙高高原行きを46分繰り下げるとともに，始発駅を長野に変更し，長野6：00発妙高高原駅行きとする．
　このほか，レールなどの設備維持管理を目的に，最高速度を85km／hに引き下げる．このため，軽井沢—篠ノ井間では，一部列車において所要時間が2～3分程度伸びる．また，駅の利用状況にあわせて，千曲駅の無人化（3月18日から）と，戸倉駅の業務委託駅化（4月1日から）を行なう．
　詳しくは，しなの鉄道ニュースリリースに掲載されている．

写真はイメージです．