新京成電鉄は,2023(令和5)年1月1日(日祝)から15日(日)までの間,新年ヘッドマーク電車を運転すると発表した.
同社では毎年,干支をデザインしたヘッドマークを1編成に取り付けて運転しており,2019(平成31)年のものからは沿線の学校にデザインを依頼している.今回は,千葉県立船橋北高等学校普通科3学年の小杉知聖さんと同科2学年の鈴江遥大さんが「新年を迎える喜びを伝えられるようお正月らしさを前面に出す」をコンセプトにそれぞれ制作した.
2枚のヘッドマークはどちらも縦55cm×横75cmの角形で,2作品とも「謹賀新年」が大きく描かれている.松戸方先頭車に掲出される小杉さんの作品は,2023(令和5)年の干支である「卯」に船橋市の名産品である「なし」を持たせた作品で,「謹賀新年」の文字の色は新京成のコーポレートカラーをイメージした作品となっている.
津田沼方先頭車に掲出される鈴江さんの作品は,背景を新年を象徴したカラーに仕上げ,神棚と富士山が描かれている.また,神棚の鏡餅は干支の「卯」に見立てている.
ヘッドマークは期間中,8800形1編成に掲出され,松戸—京成津田沼間で運転される予定.
画像はいずれも新京成電鉄提供