叡山電鉄では,リニューアルを終えたデオ712が,12月10日(土)に営業運転を開始しました.
デオ712はデオ732「ひえい」から始まったデオ700系4両目のリニューアル車で,「ひえい」の緑系,デオ722の赤系,デオ723の青系に続き,人と森が調和する沿線の景色をテーマにして緑系の車体色が採用され,座席も同系の色となっています.今回からドアチャイム,室内ドア上に開閉表示灯が追加されています.また,リニューアルと同時に台車と主電動機が京阪5000系から流用したKW-31台車,TDK-8120-A1主電動機に交換されており,リニューアル前のFS-551台車,阪神3521形流用のTDK-818-A主電動機を使用する車両が叡電からなくなり,営業全車両の台車の枕ばねが空気ばねになりました.
写真:一乗寺—修学院間にて 2022-12-10
投稿:浜野 孝幸