JR西日本では,2022(令和4)年12月4日(日),団体臨時列車「急行たいしゃく」が倉敷—備後落合間(伯備線・芸備線経由)で運転されました.
岡山県の玉野市電保存会が企画した「守ろう芸備線,急行たいしゃくの旅」にともなうもので,車両は岡山気動車支所のキハ120-338を使用し,両端にヘッドマークを取り付けての運転となりました.
往路は布原駅に見学のため立ち寄り,東城駅からは案内人の方が乗車,芸備線の歴史や橋りょうなどの構造物の紹介がありました.芸備線の備中神代—備後落合間は存続に向けた地元の活動が活発に行なわれており,備後落合駅では庄原市西城町観光協会や地元の方々による盛大な歓迎がありました.帰路は車両の留置ができないことから,新見までは定期列車で移動,新見から倉敷までの運転となりました.
写真:布原にて 2022-12-4
投稿:大賀 宗一郎