JR東日本では,2022(令和4)年9月10日(土),11日(日),17日(土),18日(日)の4日間,『懐かしの京葉色・日光色・いろは 205系「30年の思い出」撮影会』が小山車両センターで開催されました.
2022年3月のダイヤ改正で,東北本線(宇都宮線)宇都宮—黒磯間と日光線のワンマン化にともなうE131系600番台の導入により引退となった205系600番台3編成が,同車両センター内の検修庫に並べられました.
使用されたのは,日光色のY2編成・いろはのY3編成・湘南色のY5編成で,いずれも,かつて京葉線で活躍した通称「メルヘン顔」と呼ばれる編成です.
そのうち,湘南色であったY5編成は「懐かしの京葉色」として京葉線で活躍した当時の姿に可能な限り復原され,京葉線の帯色であるワインレッドへの張替えが4両すべてに施されたほか,当時の編成札(ケヨ6編成)の掲出などが行なわれました.
とくに,小山方の先頭車はスカートと電気連結器の撤去,前面行先表示器が交換された京葉線全線開業当時の姿となり,前面の行先表示も「マリンドリーム/蘇我」が掲出され,参加した多くの鉄道ファンが「懐かしの京葉色」に復原された編成を中心に,撮影会を楽しみました.
写真:小山車両センターにて 2022-9-18
投稿:番塲 淳一