JR北海道,国と北海道の支援によるH100形「観光車両」を10月末から順次導入

JR北海道,国と北海道の支援によるH100形「観光車両」を10月末から順次導入

▲釧網線ラッピング

JR北海道では,国(鉄道・運輸機構)と北海道の支援によるH100形「観光車両」を順次導入すると発表した.

 車両は,北海道高速鉄道開発(道高速)が取得し,JR北海道が無償貸与を受けるもので,外装は1両ずつ線区の特色をアピールするラッピングを施す.2022(令和4)年度は,釧網本線・根室本線(花咲線),石北本線,富良野線に導入する.
 「釧網線ラッピング」(H100-82)は,釧路湿原やタンチョウ,摩周湖,流氷がイラストで描かれている.

JR北海道,国と北海道の支援によるH100形「観光車両」を10月末から順次導入

▲花咲線ラッピング

 「花咲線ラッピング」(H100-83)は,キハ54形「地球探索鉄道」と同様のデザインで,ハマナスの花びらと雪の結晶を表現している.

JR北海道,国と北海道の支援によるH100形「観光車両」を10月末から順次導入

▲石北線ラッピング

 「石北線ラッピング」(H100-80)は,釧路湿原やタンチョウ,摩周湖,流氷がイラストで描かれている.

JR北海道,国と北海道の支援によるH100形「観光車両」を10月末から順次導入

▲富良野線ラッピング

 「富良野線ラッピング」(H100-81)は,地域の特徴となるラベンダー畑や青い池がイラストで描かれている.
 内装は観光列車としても使用できるよう,通常のH100形から変更する.座席シート生地のデザインには,タンチョウやエゾマツなど,北海道の自然や風景をイメージした絵柄を採用する.車内に設置するテーブルには,北海道産のタモ材を使用し,つり手にも木材を使用して,より北海道の自然を感じられるように変更する.

JR北海道,国と北海道の支援によるH100形「観光車両」を10月末から順次導入

▲車内イメージ(左)と座席シート生地のデザイン

 「釧網線ラッピング」と「花咲線ラッピング」は新得—釧路間,「石北線ラッピング」と「富良野線ラッピング」は旭川—名寄・上川間でそれぞれ定期列車として運行し,今後,観光列車としても活用する.このうち,「釧網線ラッピング」と「花咲線ラッピング」の2両は,2022(令和4)年10月末から使用を開始する予定.また,2023(令和5)年度も,室蘭本線,日高本線,根室本線,宗谷本線向けに,4両を導入する予定で,詳細は決まり次第発表される.

画像はいずれもJR北海道ニュースリリースから