▲入口前では「渡邊・岩崎コレクション」から明治の蒸気機関車を展示．美しいモノクロプリントは必見の価値がある．

▲その裏は「鉄道150年総合年表」と明治・大正の蒸気機関車の模型を展示．時代を超えた鉄道車両の共演が見られるのは鉄道模型ならでは．

　「鉄道模型コンベンション」の開催は，2019（令和元）年以来3年ぶりで，今回のテーマは，1872（明治5）年に新橋—横浜間で鉄道が開業してから150年という記念の年ということもあり「鉄道150年」となっています．

　モデラーによるレイアウト・車両の展示，ダイヤ運転の実演などのパフォーマンスのほか，出展企業による展示や販売もあり，鉄道模型だけでなく，実車の部品やグッズ，DVDや書籍などを購入することができます．また，クリニック，ステージイベント，スピードコンテストなどの各種競技会が3日間にわたり開催されます．

▲トミーテックはTOMIX史上最大半径となる1641mmのカーブレール「築堤付カーブレールC1641-5-EM」の試作品を展示．カントがかかった伸びやかなカーブを行く姿は美しく．発売が待たれるところ．

▲本誌でもおなじみのアネックのブース．会場限定特価商品の販売も行なわれている．

▲グリーンマックスのブースでは昔懐かしい「ダイカスケール」の展示と販売が行われている．塗装用の治具や幻の製品の試作品などが展示されている．

　「第21回 国際鉄道模型コンベンション」は，19日（金）は18時まで，20日（土）は10時から18時まで，21日（日）は10時から17時まで，東京ビッグサイト東1ホールで開催されています．詳しくは鉄道イベント2022年7月3日掲載記事をご覧ください．

写真はいずれも編集部撮影