関東地方整備局と東京航空局,京浜急行電鉄は,羽田空港第1・第2ターミナル駅で列車の入換を行なう引上線の工事に着手したと発表した.
これは,品川駅の2面4線化とあわせて,羽田空港第1・第2ターミナル駅の引上線を整備することで,1時間あたり片道3本増発し,羽田空港アクセスの輸送力を増強するもの.引上線の整備は,羽田空港の国際競争力の強化に向けた空港機能を拡充する取組として,トンネル躯体や躯体に付帯する通路・階段などの「鉄道基盤施設」は関東地方整備局,軌道,ホームなどの「鉄道施設」は京浜急行電鉄が整備する.
引上線の整備にあたり,同駅から第2ターミナルへ向かう連絡通路の一部を撤去する必要があることから,工事期間中の歩行者動線を確保するため,2025(令和7)年度ごろから仮切り回し通路が使用される予定.
一部画像は京浜急行電鉄ニュースリリースから