西日本鉄道では，天神大牟田線 雑餉隈—春日原間に開業予定の新駅の名称を「桜並木（さくらなみき）」と決定したと発表した．
　新駅の名称については，2021（令和3）年12月に一般公募を実施し，3388名の応募結果をもとに，福岡市や地元代表者との意見交換会を経て決定した．
　新駅南側にある桜並木は，長年にわたり地域住民が熱心に手入れを行なってきたことで，毎年春に美しい桜を咲かせている．新駅名称「桜並木」には，今後まちのシンボルとして，地域に末永く愛される駅になってほしいという想いが込められている．
　新駅の駅舎は「在りし日の豊かな自然に想いをはせ，優しく芽吹く街のエントランス」をデザインコンセプトに，白色のイメージカラーと若緑色のアクセントカラーを用いた外装デザインとする．駅は相対式2面2線とし，駅設備として改札口2ヵ所，エレベータ4基・エスカレータ8基を備える．開業予定は2023（令和5）年後半で，今後，福岡市と連携した魅力ある空間づくりを目指す．

画像：西日本鉄道ニュースリリースから