西鉄天神大牟田線連続立体交差事業は，福岡県および福岡市が主体となり，2003（平成15）年から事業を開始したもので，鉄道高架化にともなう，踏切道19ヵ所の廃止により，交通渋滞の緩和を図るもの．高架切替にともない，下大利駅では新駅舎の供用を開始し，それ以外の3駅では改札からホームまでの通路が変更となる．なお，雑餉隈—春日原間に設置される新駅については，2023（令和5）年度後半の開業を予定している．
　高架切替作業にともない，西鉄福岡（天神）—筑紫間（太宰府線含む）において，8月27日（土）の最終電車の繰上げと翌28日（日）の始発電車の繰下げを実施する．27日（土）については，西鉄福岡（天神）22：30発大牟田行きの急行列車が最終となる．28日（日）は7時30分ごろから順次運転を開始する．両日とも筑紫—大牟田間（甘木線含む）は，通常ダイヤで運転する．

　高架切替日となる8月28日（日）には，西鉄天神大牟田線のダイヤ改正を実施する．これにより，高架区間を運転する列車の運転時間が，最大2分短縮される．また，一部時間帯では，利用状況にあわせて運転本数の見直しを行なう．ダイヤ改正の詳細については，7月下旬に西鉄グループWEBサイトに掲載される．

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