JR西日本は,奈良線 山城青谷駅の自由通路・橋上駅舎について,2022(令和4)年7月23日(土)の始発から供用を開始すると発表した.
山城青谷駅の橋上化については,2019(令和元)年に城陽市とJR西日本の間で協定を締結し,2021(令和3)年2月から工事が進められてきた.
橋上駅舎は鉄骨造りで,柵内外兼用エレベータ2基(各ホーム1基)と,簡易自動改札(2通路),券売機(1台)を整備する.
橋上駅舎のコンセプトは,「山城青谷の歴史と未来をつなぎ,自然溢れる地域拠点としての駅」で,城陽市の自然豊かな青谷地域の玄関にふさわしいものとし,鎌倉時代から地域に親しまれてきた青谷梅林や,明治の紀行文「青谷絶賞」でも紹介された青谷地域の山並みなど,地域の名所を随所で感じられるものとしている.
城陽市が整備する自由通路については,有効幅員5.0mとし,公衆トイレ(多機能トイレを含む)が設置される.
開業前日の7月22日(金)には,関係者のみによる記念式典の開催が予定されている.
写真・画像はいずれもJR西日本提供