大阪市高速電気軌道は,事故発生時の状況把握や原因究明を目的に,ニュートラムを除く全列車の運転室にドライブレコーダーを設置すると発表した.
ドライブレコーダーは,車両先頭の運転室(1編成に2ヵ所)に取り付け,360度全周囲の映像を記録する.事故・トラブルの際などに映像を確認することで,事故発生時の状況を正確に把握し,円滑な運転再開を目指すほか,乗務員の機器操作の状況を確認し研修に活かすなど,より安全・安心な運行を目指す.
2022(令和4)年6月に今里筋線から順次設置を開始し,2025(令和7)年度末までに設置を完了する予定.なお,相互直通運転を実施している御堂筋線,中央線,堺筋線については,大阪市高速電気軌道の車両にのみ設置し,大阪市高速電気軌道線内のみ撮影を行なう.
画像はいずれも大阪市高速電気軌道ニュースリリースから