JR九州では,2022(令和4)年6月21日(火)から,「ななつ星in九州」3泊4日コースの運転が行なわれています.
「ななつ星in九州」は,今年2022年10月15日(土)運転分の1泊2日コースから,運転ルートの大幅な変更と車両のリニューアルが行なわれる予定で,現在の1泊2日コースは,先週末6月18日(土)から19日(日)までの運転ですでに終了しており,リニューアル前の運転では,今回が最後となります.21日(火)の別府駅では,415系を使用した普通列車と並ぶ場面が見られました.
今後,大幅に変更が行なわれる「ななつ星in九州」の運転ルートは,1泊2日コースでは,博多から肥薩おれんじ鉄道経由で鹿児島中央に向かい,日豊本線・久大本線経由で博多に戻るものとなり,今年2022年10月の運転再開から来年2023(令和5)年3月まで運転されます.また,3泊4日コースでは,今年2022年10月から12月までは,博多から由布院・阿蘇を経由して鹿児島中央に向かい,鹿児島中央から肥薩線,吉都線,豊肥本線などを経由して博多に戻る「霧島ルート」で,また2023(令和5)年1月から2月まで,博多から由布院・阿蘇を経由して熊本からフェリーで島原半島に渡って宿泊し,諫早駅から大村線や日豊本線などを経由して大分県北部の観光地を巡り,久大本線経由で博多に戻る「雲仙コース」の2種類で運転される予定です.とくに「雲仙コース」では,島原半島での宿泊後,島原半島での観光か,島原鉄道での列車の旅のいずれかを楽しめるようになっており,これまでの旅とは大きく変わる部分となります.
写真:別府にて 2022-6-21
投稿:麻生 航太郎