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あらかわ遊園がリニューアルオープン
都電6152号車は「カフェ193」に

あらかわ遊園がリニューアルオープン

東京都荒川区の,あらかわ遊園が2022(令和4)年4月21日(木)にリニューアルオープンした.
 区内唯一の区営遊園地である,あらかわ遊園は1922(大正11)年に開業し,2022年で100周年を迎える.2018(平成30)年12月から休園としてリニューアル工事が行なわれていた.

あらかわ遊園がリニューアルオープン

 リニューアルでは,遊具の更新,バリアフリー化などが行なわれた.「のりもの広場」の豆汽車もバリアフリー対応となり,線路長が1周195mから1周223mに伸ばされている.「ふれあいハウス」1階には「下町都電ミニ資料館」があり,かつて近隣の荒川区西尾久にあった「のぞみ会」会長の故・伊藤信男さん製作の都電模型や東京都交通局から提供された昔懐かしい都電関連品の数々が常設展示されているほか,鉄道模型運転場も設置されている.この鉄道模型運転は日曜日のみで,小学生以下が対象で,無料となっている.

あらかわ遊園がリニューアルオープン

 入園ゲート横には,2003(平成15)年から,都電6000形6152号車「一球さん」が静態保存されてきたが,今回のリニューアルにともない「カフェ193」として使用されるようになった.これまではなかった屋根が車両の上に設置された.車体も塗り直され,内装はカフェ仕様に変更され,カウンターやテーブルが設置されている.

あらかわ遊園がリニューアルオープン

 あらかわ遊園は,都電荒川線荒川遊園地前電停下車,徒歩3分.JR東北本線(宇都宮線・高崎線)尾久駅下車徒歩12分.入園料は大人800円,65歳以上・中学生400円,小学生200円,未就学児童は無料.現在,コロナウイルスの感染防止対策として,当面の間,入園は事前予約制となっている.また,原則として毎週火曜は休園日となっている.詳細は,荒川区のWEBサイトに掲載されている.

写真はいずれも大沼一英撮影

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