伊豆箱根鉄道では,大場工場での検査を終えた大雄山線用の5000系5502編成が,2022(令和4)年3月29日(火)から31日(木)にかけて,大場から大雄山まで輸送されました.
まず,29日(火)にはED32が同編成を大場→三島間でけん引し,三島到着後の入換作業を行ないました.次に三島から小田原まではJR貨物の甲種輸送列車として運転され,30日に(水)は新鶴見機関区所属のEF65 2086が三島→相模貨物間を,31日(木)には同区所属のEF65 2057が相模貨物→小田原間をそれぞれけん引しました.小田原到着後は,入換作業終了後にコデ165が小田原→大雄山間をけん引し,同編成の輸送が完了しました.
なお,5502編成は今回の検査にあわせて,大雄山線で実施予定の「地方鉄道向け無線式列車制御システムの開発」実証試験に使用されるアンテナが先頭車に設置されています.
写真:大場—三島二日町間にて 2022-3-29
投稿:西村 雅人