伊勢鉄道では，2022（令和4）年3月27日（日）に開業35周年を迎えたことから，これを記念し，同社保有のイセⅢ形4両（101～104）に記念ヘッドマークを取り付けて運転しています．
　ヘッドマークは，4両それぞれデザインが異なったものが車両前後に取り付けられています．写真は，イセⅢ形101に取り付けられているヘッドマークで，先日実施された『第1回こども鉄印コンテスト』の，「伊勢鉄道最優秀賞」作品がデザインされ，ピンク色を背景に，「ありがとう 開業 35周年」の文字が描かれています．
　また，イセⅢ形101は，2002（平成14）年に富士重工で製造された最後の鉄道車両（LE-DC：Light Economy-Diesel Car）であり，新潟トランシス製（NDCシリーズ）となった102～104とは，前面幌座上部の形状が異なる（101は角形，102～104は丸形）など，違いが見られます．