総合車両製作所横浜事業所で製造されたFV-E991系「HYBARI」が,2022(令和4)年2月5日(土),逗子から川崎貨物まで甲種輸送されました.けん引機は,新鶴見機関区所属のDE10 1666でした.
FV-E991系は水素エネルギーによる燃料電池を搭載したハイブリッド試験車両で,JR東日本,日立製作所,トヨタ自動車,3社合同での開発となっています.愛称名の「HYBARI(ひばり)」は「HYdrogen-HYBrid Adavanced Rail vehicle for Innovation」の頭文字を取り名付けられたものです.
今回登場したFV-E991-1+FV-E990-1の2両には,「横ナハ」の所属標記があり,鎌倉車両センター中原支所に配置されるようです.今後,鶴見線,南武線尻手支線,南武線(尻手—武蔵中原間)などで実証試験を行なう予定です.
写真:逗子にて 2022-2-5
投稿:田中 勇司