相模鉄道・東急電鉄と鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は,相鉄・東急直通線の工事状況を公開した.
相鉄・東急直通線は,相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅から東急東横線・目黒線日吉駅を結ぶ約10.0kmの路線で,鉄道・運輸機構が整備主体として工事を行ない,相模鉄道と東急電鉄が営業主体として事業を進めている.
現在の工事状況は,トンネルや新横浜駅・新綱島駅の土木工事がおおむね完了し,おもに軌道・電気・駅舎建築と機械設備工事を行なっている.これらの工事完了後,鉄道・運輸機構で実施する鉄道施設の検査,相模鉄道・東急電鉄による乗務員の訓練運転,国土交通省による完成検査などを実施していく予定としている.
今後,上記の工事などが円滑に進ちょくすることを前提として,開業時期は2023(令和5)年3⽉(予定)となっている.なお,開業日程については別途発表される.
写真はいずれも相模鉄道提供(一部は鉄道建設・運輸施設整備支援機構による撮影)