JR四国は,窪川ポップアートプロジェクトとコラボレーションしたラッピング列車「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」を,2022(令和4)年1月29日(土)から運転すると発表した.
ラッピングはキハ54形1両を対象に,四万十エリアの豊かな自然に息づく多様な生き物たちを「希望」の意味をもつ黄色で描き,「四万十エリアにはたくさんの希望がある」ことを表現した.車体には,人それぞれの幸せ色に輝く「ラッキーセブンリーフ」も描かれる.
デザインは,窪川ポップアートプロジェクトにおいて,四国霊場第37番札所「岩本寺」や窪川の商店街を,アート作品でカラフルに彩るアーティスト・SHETA(シータ)氏が担当している.
「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」は,2022(令和4)年1月29日(土)から2月20日(日)までの土曜・日曜(計8日間)に催行する「しまんと開運街道」日帰りツアーの行程に組み込まれ,予土線 宇和島12:18発窪川行きと,窪川17:40発宇和島行きの普通列車に連結される.「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」はツアー貸切車両となり,車内に「こたつテーブル」を設置して運転する.なお,1月29日(土)と30日(日)は、「しまんトロッコ」のけん引車両である黄色いキハ54形との2両編成で運転される予定.
上記のツアーは,四万十交通「しまんと開運バス」とタイアップしたもので,「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」と「しまんと開運バス」に乗車し,四万十川や四国霊場37番札所「岩本寺」など,しまんとエリアの開運スポットを巡る(JR四国ツアー 「しまんと開運街道」専用ページ参照).
ツアー終了後は「こたつテーブル」を外し,準備が整い次第,予土線 窪川—宇和島間や予讃線(愛ある伊予灘線)・内子線 松山—宇和島間の普通列車として運転される.
画像はいずれもJR四国ニュースリリースから