JR東海では,深津絵里さんを起用したTVCM「会うって、特別だったんだ。」を公開したと発表した.
今回のCMキャンペーンは,新型コロナウイルス感染症の影響が続いている現在,「『会いたいのに,会えない』という日々を経験する中で,『会うことの価値』をもう一度見つめ直したい.」という想いから始まり,主演には「クリスマス・エクスプレス」シリーズに出演した深津絵里さんを起用した.「クリスマス・エクスプレス」シリーズは「東海道新幹線は人と人を結びつけるもの」というメッセージを込めて1988(昭和63)年からスタートし,深津さんを起用した第1作は「会うのが、いちばん。」というキャッチコピーで展開した.
それから33年が経過し,「時代は変わり技術は進歩を遂げても,人と人の『会いたい』という気持ちは変わらない」とし,「会うって、特別だったんだ。」という新たなキャッチコピーのもと,「会いたい人に安心して会いに行けるその日に向けて,東海道新幹線はこれからも皆様の『会う』を支え続ける」という想いが込められている.
CMでは,ビジネスパーソンを演じる深津絵里さんが大阪出張の帰り際,東京行きの新幹線に乗り込むシーンからスタートする.座席に着くとコーヒーを一口飲み,窓の外を見ながらその日の出来事を思い返す.取引先と対面での打ち合わせのあと,ビルの1階で別れの挨拶を交わす一同.深津さんは駅に向かって歩き始めるも,急に振り返ると,そこには照れくさそうなようすで手を振る取引先の姿.深津さんも同じく,少し恥ずかしがりながら手を振り返す.打ち合わせの後少し心が近くなる,そんなビジネスのふとした瞬間を描き,「会うって、特別だったんだ。」というメッセージを映像化している.
CM内の楽曲は,「会うって、特別だったんだ。」をテーマに,バンド・odolが新たに書き下ろした新曲「望み」を採用.CMのためにコンセプトから一緒に制作した.
なお,JR東海WEBサイト内のキャンペーン特設WEBページでは,CMの30秒ver.と60秒ver.が公開されている.また,2022(令和4)年1月17日(月)から順次,東京・大阪・名古屋の各駅構内などで,キャンペーンの屋外広告を掲出する.
写真・画像はいずれもJR東海提供