伊予鉄道は,市内線の低床形車両5000形について,2022(令和4)年2月8日(火)から新たに2両(5009号・5010号)の運転を開始すると発表した.これにより,5000形は合計10両となる.
5000形は,流線形デザインの車両とし,「IYOTETSU チャレンジプロジェクト」として実施しているオレンジ色のカラーリングを採用.通路幅を従来より24cm拡幅することで,2100形と比較して,定員数は約28%増の60名としている.また,フリーWi-Fi,英語表記・アナウンスにより,外国人観光客に対応したほか,デジタルサイネージの設置,回生ブレーキ・LED照明装置の採用で,省エネルギー化を図り,環境負荷を低減している.
なお2月5日(土)には,5000形が10両導入されたことを記念して,5000形と「坊ちゃん列車」を並べた撮影会などを含むイベントが実施される(要事前申込,抽選制).
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