まやビューライン(摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー)を運営する,神戸すまいまちづくり公社では,摩耶ケーブル 虹の駅に副駅名<旧摩耶観光ホテル前>を導入した.
これは,虹の駅に隣接する『旧摩耶観光ホテル(通称:マヤカン)』が,廃墟としては日本で初めて国の登録有形文化財の登録されたことを記念して導入されたもので,『旧摩耶観光ホテル』を周知し,同駅を中心としたエリア全体のさらなる活性化と観光誘客を目指す.
また,『旧摩耶観光ホテル』をテーマにしたさまざまな取組を実施している.まやビューラインでは,登録記念乗車券の発売(数量限定,鉄道ニュース8月11日掲載記事参照),摩耶山再生の会では「旧摩耶観光ホテル見学付き宿泊プラン」の参加者を募集している(先着順).さらに灘百選の会では,『旧摩耶観光ホテル』で撮影された写真も募集している.
なお,旧摩耶観光ホテルの敷地は立入り禁止となっており,通常,全景を見られるのはロープウェーのゴンドラと虹の駅横の展望コーナーからとなる.建物を間近で見学する場合は,摩耶山再生の会が主催する「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」などに参加する必要がある.
写真・画像はいずれも神戸すまいまちづくり公社ニュースリリースから