川崎車両で製造された東京メトロ9000系増結用の中間車が,2021(令和3)年10月8日(金)から10日(日)にかけて,兵庫から綾瀬まで甲種輸送されました.
けん引機は,兵庫—吹田貨物ターミナル間が岡山機関区所属DE10 1743,吹田貨物ターミナル—横浜羽沢間が新鶴見機関区所属のEF65 2138でした.
今回登場した中間車の車番は9509と9409であり,既存の9109編成の5号車と4号車として組み込むことで8連化が行なわれるものとみられます.外観では「B修繕」と呼ばれる大規模な修繕を施工された車両と同様の波形のデザインとなっていることが特徴です.まだ「B修繕」を施工されていない既存車のカラーリングも増結用中間車に合わせて変更されるかなど,今後の動向が注目されます.
写真:大船にて 2021-10-9
投稿:西村 雅人