京阪電気鉄道では,2021(令和3)年8月28日(土)からの土曜・日曜・祝日に,京阪線において運転本数を減らした臨時ダイヤを実施すると発表した.
これは,新型コロナウイルス感染症拡大による利用状況を考慮したもので,5月1日(土)から6月20日(日)までの土曜・日曜・祝日に実施した臨時ダイヤと同じ内容とし,1日の総運転本数を20%程度減らしたものとする.現行ダイヤと比較した減便率は,京阪本線・鴨東線・中之島線の初発~10時で1.1%,10時~16時で30.0%,16時~20時が2.1%,20時~終電が9.7%となる.
交野線は,10時~16時が48.6%,16時~20時が35.4%,20時~終電が19.0%となる(初発~10時は変更なし).宇治線では初発~10時が13.0%,10時~16時が50.0%,16時~20時が35.4%,20時~終電が19.0%となっている.
この臨時ダイヤ実施日は,「プレミアムカーサービス」はすべて中止される.すでに購入した臨時ダイヤ実施日のプレミアムカー券については,無手数料で払戻しを行なう.このほか大津線(京津線・石山坂本線)・鋼索線の減便は実施せず,通常ダイヤで運転する.さらに4月30日(金)から実施している最終列車の運転時刻の繰上げについては,9月24日(金)まで継続する.
詳細については,京阪電気鉄道のニュースリリース(PDFファイル)に掲載されている.