2021(令和3)年7月27日(火),北海道鉄道活性化協議会・東急株式会社,JR北海道の3者主催による『ザ・ロイヤルエクスプレス子ども乗車会』が実施された.
これは,8月13日(金)から運転を開始す『THE ROYAL EXPRESS〜HOKKAIDO CRUISE TRAIN〜』に先立ち行なわれたもので,2018(平成30)年の「北海道胆振東部地震」で被災した3町(安平町,厚真町,むかわ町)の小学生20名が招待された.
乗車会にあたり,出発地となる札幌駅では,北海道知事・鈴木直道氏,東急株式会社代表取締役社長・髙橋和夫氏,JR北海道代表取締役社長・島田修氏らと参加児童との,記念撮影などが行なわれ,11時02分に札幌駅を出発し,南千歳駅まで乗車した.
鈴木知事は「北海道胆振東部地震,新型コロナウィルスの影響で厳しい状況にある北海道を元気づけようと,このロイヤルエクスプレスという観光列車が走ることになって,今年で2回目です.北海道の素晴らしさや,北海道が素晴らしい状況に変わりはないんだということをみんなからも発信してくれたら嬉しいです」とコメントした.
第2期となる今回の運転は,前回2020(令和2)年同様定員を上回る申込み状況となり,計210名の応募枠(各回定員30名,7回運転)に対し計426名の応募があった.さらに,前回運転された際の参加者のうち,約30%の参加者から今回の運転分への応募があった.
「THE ROYAL EXPRESS〜HOKKAIDO CRUISE TRAIN〜」は今後,8月13日(金)から9月27日(月)までの間に計7回,北海道の大地を周遊する.この旅でしか巡り合うことのできない,「北海道の大自然の恵み」・「大地に根ざした人々とのふれあい」をとおして,世界に誇る北の大地で豊かな時間の過ごし方を提供し,オンリーワンの記憶に残る最高の「美しさ,煌めく旅.」へと向かう.
写真はいずれも東急株式会社提供