2021(令和3)年7月3日(土),JR東日本八戸運輸区所属のハイブリッド気動車HB―300系が,三陸鉄道の釜石—盛間に初入線しました.
これは,盛岡から恋し浜を日帰り往復するJR東日本盛岡支社,びゅうトラベルサービスの募集団体『銀河リアス号で行く里と海のイイトコ取りツアー』によるもので,往路は遠野で約50分停車し,駅周辺の散策や恋し浜でのホタテ焼,ホタテ絵馬の願掛けなどを楽しめる企画が実施されました.
ツアーは盛岡始発で,東北本線—花巻—釜石線—釜石—三陸鉄道リアス線のルートによる恋し浜までの日帰り往復でしたが,車両は恋し浜で団体客を降ろしたあと盛まで回送,折り返して恋し浜に戻り団体客を乗せて帰る運用で,恋し浜で約1時間の滞在ができるコース設定でした.
HB-300系が三陸鉄道に入線したのは,昨年2020(令和2)年10月25日(日)に読売旅行のツアーで久慈から釜石まで運転(本誌2021年1月号「三陸鉄道×JR東日本直通運転 四つの列車」)されて以来ですが,釜石以南には初入線となりました.
写真:柏木平—宮守間にて 2021-7-3
投稿:冨手 淳