JR北海道では,新型コロナウイルス感染症の影響で,指定席の発売を見合わせていた“フラノラベンダーエクスプレス”について,キハ261系5000番台「ラベンダー編成」を使用して運転を再開すると発表した.
運転区間は,札幌—富良野間を1日1往復し,2021(令和3)年7月10日(土)から9月20日(月祝)までの土曜・日曜・祝日を中心に計26日間運転する.なお,この「ラベンダー」編成は,北海道が国と協調して行なう「鉄道車両の快適性・利便性の向上を図る観光列車等の導入への支援」を受け,北海道高速鉄道開発株式会社が車両を取得・保有しJR北海道に無償貸与される予定.
また“フラノラベンダーエクスプレス”の運転日にあわせて,富良野線の“富良野・美瑛ノロッコ号”も運転する.運転区間は,旭川—富良野(2号〜5号は美瑛—富良野)間で,1日3往復する.
このほか,釧網本線の釧路—塘路間で運転する“くしろ湿原ノロッコ号”については,7月17日(土)から10月10日(日)までの土曜・日曜・祝日を中心に計33日間運転する.このうち,9月27日(月)から29日(水)までは,“夕陽ノロッコ号”として運転するほか,一部の運転日については,2往復運転や川湯温泉まで延長運転を行なう.
特記以外の写真はいずれもJR北海道のニュースリリースから